ITパスポート試験は、誰でも合格できる
ITパスポート試験は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が開催する情報処理技術者試験の中では最も簡単な難易度として位置づけられる試験です。
したがって、難関資格というわけではなく、勉強すればだれでも合格することができます。
仮にあなたが「自分にはITの知識が全然ない」と感じていたとしても、全く問題ありません。
世の中で言われるほど簡単ではない
ITパスポート試験は、情報処理技術者試験の中で最も簡単であるがゆえに、
「ふつうは3か月で合格する」
「1ヶ月あれば余裕で合格できる」
「そもそも勉強する必要すらない」
といった評価がされることがあります。
しかし、参考書や過去問を見ていただければわかると思いますが、初学者にとってはかなり難しいと感じる難易度の問題が出題されます。
初学者なら4ヶ月~6ヶ月を目標にする
初学者であれば、ITパスポート試験の合格まで4ヶ月から6ヶ月を目標とするのが良いです。
6ヶ月以上ですと少し時間をかけすぎですし、勉強のメリハリもつかなくなってしまいますので、完全な初学者であっても「絶対に6ヶ月以内で合格するぞ!」と決心してください。
3ヶ月程度で合格することも可能ですが、世の中で言われているよりは困難なチャレンジになると思います。
ITの知識がある程度あるなら3ヶ月が目安
もしITの知識がある程度あるのであれば、3ヶ月を1つの区切りとするのが良いでしょう。
知識のレベルによって必要な勉強時間は異なり、場合によっては全く勉強しなくても合格する可能性すらあります。
腕に覚えがあるのであれば、まずは1年分過去問を解いて、自分の実力を確かめるのがおすすめです。(いきなり受験してしまうのもアリだと思います)
一般的に言われるのは100時間~180時間程度
一般的には、ITパスポート試験の勉強時間は、100時間~180時間程度と言われています。
この内容を信用すると、1日2時間の勉強で50日間~90日間になりますので、2ヶ月~3ヶ月ということになります。
ただ、実際には2時間の勉強時間をコンスタントに続けるのは難しい人が多いと思いますので、もう少し長い時間がかかるかと思います。
いずれにしても、初学者は6ヶ月以内、そうでなければ3ヶ月、を1つの目安とすることがおすすめです。