コンピュータはハードウェアとソフトウェアでできている
コンピュータは、ハードウェアとソフトウェアという2つの要素から構成されています。
ハードウェアとソフトウェアという単語は、ITを勉強するうえで欠かすことのできない基礎用語ですので、是非この記事を通じて理解を深めてください。
ハードウェアは目に見える「部品」
ハードウェアは、要するに目に見える「部品」のことです。
例えば、パソコンの本体の中には、
- CPU
- メモリ
- GPU/グラフィックボード
- マザーボード
- ストレージ
- 電源
といった部品が入っています。こういった部品は、すべてハードウェアに分類されます。
パソコン本体を構成する部品については、以下の記事で詳しく説明しています。
また、本体以外の、
- ディスプレイ(画面、モニター)
- キーボード
- マウス
といった周辺機器も、ハードウェアに分類されます。
ソフトウェアは目に見えない「プログラム」
ソフトウェアは、要するにプログラムのことです。
プログラムについては、以下の記事で説明しています。こちらの記事をまだ読んでいない人は、本記事を読み進める前にご一読ください。
ハードウェアだけでは、コンピュータはただのガラクタです。そこにソフトウェアという”魂”(たましい)を吹き込むことで、コンピュータは動くようになります。
基本ソフト(OS)
ソフトウェアは、基本ソフトと応用ソフトに分類することができます。
基本ソフトは、OS(オペレーティングシステム)と呼ばれることも多く、例えばWindows(ウィンドウズ)やiOSというものがあります。
OSが無いと、パソコンは動作しません。パソコンを自分で組み立てるのであれば、CPUやマザーボードといったハードウェアを買いそろえるだけではなく、WindowsのようなOSも買っておく必要があります。
OSについては以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
応用ソフト(アプリケーション)
私たちがよく使う、Webブラウザ(Safari、Google Chromeなど)やインスタのアプリ、ゲームソフト、Word、Excelなども、全てソフトウェアです。
これらの、OS(基本ソフト)ではないソフトウェアのことを、応用ソフトと呼びます。
ただし、応用ソフトという用語はほとんど使われることがなく、アプリケーションやアプリケーションソフトウェアと呼ぶことがほとんどです。
アプリケーションについては、以下の記事で詳しく解説しています。