パソコンの形の分類
パソコンはその形状から、大きくデスクトップ型とノート型の2種類に分類することができます。
また、デスクトップ型のパソコンは、さらにタワー型と一体型に分類することができます。
デスクトップ型
デスクトップ型は、机に置きっぱなしで使う(持ち運びを想定していない)ような大きいタイプのパソコンです。
本体とキーボードが別々になっていることがほとんどです。
タワー型
本体と画面が分離しているデスクトップパソコンです。
一体型
本体が画面と一体化しているデスクトップパソコンです。iMacが代表的な一体型パソコンです。
ノート型
ノート型は、いわゆるノートパソコンのことで、折りたたんで持ち運びができるタイプの小さなパソコンです。
普通はキーボードが本体と一体化しています。
パソコンの形が違うとなにが変わるか
タワー型デスクトップパソコンと一体型デスクトップパソコンとノートパソコン。
どれもパソコンですので出来ることはほとんど一緒ですが、一応それぞれ特徴はあります。
ノート型は持ち運びしやすい
当たり前ですが、ノートパソコンは持ち運びがしやすい形です。
というか、デスクトップパソコンを日常的に持ち運ぶのはほとんど不可能です。
ちなみに、タワー型と一体型を比べると、一体型のほうが比較的スッキリとしていて机に置きやすいかもしれません。
タワー型は高性能にしやすい
パソコンの性能のほとんどは、パソコン本体にいかに高性能なパーツを使うかによって決まります。
そして、高性能なパーツはデカくて、重くて、電気をたくさん使います。
そうなると、スペースが限られていて、軽くつくる必要があり、さらには小さなバッテリーで動かさないといけないノートパソコンには、あまり高性能なパーツは使えません。
また、タワー型と一体型を比較すると、タワー型のほうが本体のスペースに余裕がありますので、タワー型のほうが高性能なパーツを使いやすくなります。
もちろん、パソコンごとに性能の差はいろいろありますが、基本的には本体が大きなパソコンの方が高性能です。
そうなると、「本体をめちゃくちゃデカくすればめちゃくちゃ高性能にできるのでは??」という話になりますが、これはあながち間違いではなくて、高性能なスーパーコンピュータは、1台の本体がデカい部屋をまるまる占拠していたりします。
※当然、本体をデカくするだけではなく、デカい本体に見合うだけの高性能なパーツを使わないと意味がありません